かの有名なスペインのカルトワイン・ウニコを作るヴェガシシリアのメインのワインです(ウニコはメインではなく、あくまで特別とのことのようです)。
これまで飲んだ一連のリベラデルデュエロ産のワインは全てテンプラ100%でしたが、こいつはカベルネソービニオンも30%程度アッサンブラージュされているようです。
さて、試飲。これは旨い!リベラデルデュエロ産の他のワインにも共通する重厚な樽香とタンニンはそのまま、1996ヴィンテージにして凄まじいフレッシュな果実味とそれを非常にリッチに際立たせている優しい、でも何と言うのか輝きのある酸味、時間の経過とともに美しく変遷する香りと味わい。今でも舌に記憶が残ってますね。
こりゃ、グレートワインだ。今までの飲んだカベルネ・テンプラ系(ボルドー左岸もしくはそれを指向する他地域の重厚系ワインってイメージの括りです)の中で一番うまい。
評価は☆☆☆☆+
もう少し神話性があれば完璧ですね。まあ、ウニコを飲めって話だな(笑。
【5/22、再び試飲】
行きつけのワイン屋に再度同一ヴィンテージの入荷があったものですから、前回の感動が忘れられず再度試飲です。
引き続き安定して旨い。印象は前回同様ですが、やっぱりこの若い果実味は傑出していると思います。あと普通に飲むと草のような香りが混じるのですが、スワリングすると果実の香りがワッと出てきておもしろい。そして前回に引き続きキラキラした酸。そして樽での長熟に由来する焦げ臭というかコーヒーのようなニュアンス。果実味-酸-タンニンが、これほどのバランスを持って明確に認識できるワインというのは素晴らしい。美味しいワインとは、といった問いへの一つの回答となる教材のようなワインです。
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